支援に関する問題

物資は物資でも

被災した地域へと物資を送ろうとしている人もいる。またそうした物資が届けられている情報もよく聞こえてくる。5年前でも筆者が住んでいる周辺でも連日募金を求める人や支援物資を持って協力をしようといった、そんな声があった。ただ募金をするにしてもまともに送っていただけるような、そうした正式なところではなければ意味が無い。実際義援金を装った金銭搾取が行われていた、なんてニュースが流れたほど。熊本地震における募金活動などはあまり聞こえてこないため、あの時募金と叫んでいた集団の中には悪質なところがあったのかもしれません。

支援という形はお金ではなく、むしろ物の方が好まれやすい。水や食料もそうだが、おむつやウェットティッシュといった類のものを送って欲しいという声がゾクゾク上がっている。しかし支援物資と銘打ってゴミを送る者もいた。本人からすれば善意からかもしれない、しかし受け付ける物資は基本『新品・未開封』の品でなくてはならない。使用済みのパンツを送ったところで使えないため、ゴミを送っている人もいるくらいです。また明らかに役に立たない千羽鶴を送ると、励ましどころの話ではない善意を示そうとすらしている人がいるという。

5年前の東日本大震災においても支援物資に関して注意などが散々叫ばれていたが、どうやらまともにインプットしていなかった人が多いよう。送られてきても捨てるしかない、けれど被災してそんな事をしている隙がないのが本音だ。支援は支援でも迷惑な支援が横行している。

話題の情報もりだくさん

各界からの支援について

一般の人のみならず企業も被災地熊本への支援を表明している中で、やはり注目を集めるのが芸能界を始めとした世界からの支援についても気になる。当事者にすれば支援物資を送ってくれることに感謝する人もいるでしょう、けれど上述に話したように受け取っても困る物があるため選ぶ必要はある。したくても経済的な余力を持ちあわせていなければ出来ないのも事実だ。自分の生活すらまともに円滑出来ない人が被災者を助ける、というのは本末転倒すぎる。

そうなると経済的な面において一般職とは桁違いな有名税を活かした経済力を有する芸能人などがどう動くか、自然と注目が集まりやすい。現在までに発表されているまでの支援内容の中で特に高い評価を受けているものもあるので、そちらを中心に紹介していこう。

支援表明している有名人

俳優 高良健吾さん

筆者が一番関心したのは、俳優の高良健吾さんが起こした行動だ。熊本県出身だけあって被災地域に対する思いも強いよう、幸いといっていいのか彼の自宅は現在は福岡県にあるため甚大な被害は出ていないという。しかし生まれ故郷の熊本県の危機とあって、ギリギリまで仕事をした後に単身熊本県へ向かったというのだ。入りした高良さんは騒ぎにならないよう変装した上で、避難所にて給水支援を行ったというのです。

出来るなら炊き出しをやりたかったと言われているが、震災による影響で交通機関がまともに稼働していなかった。そのためやむを得ず現地支援で現在出来ることをする、その経緯から給水になったという。何が凄いかというと、この行動事務所などから言われてしているということではなく、自発的に全て用意していったというのだ。中々そこまでの行動力を持って出来ることではないため、水さえ枯渇しているところすらあるため、救われたと感じた人も多いだろう。

歌手 浜崎あゆみさん

ここ最近はネガティブな話題しか出てこなかった浜崎あゆみさん、彼女が起こした支援にもその行動力を賞賛する声が集まっています。彼女の場合、本人が直接現地入りするということではないが、被災地域に届ける物資を募るよう呼びかけた。その成果は、大人用オムツや水の要らないシャンプーといった生活用品などを搬送してもらうように働きかける。

ただ事態が一向に改善へと向かわない状況を見て、しばらくは彼女の出身県でもある福岡から毎日同様の物資を送ってもらえるよう協力を呼びかけているという。また動物を飼っている由縁もあり、人間だけでなく動物たちようの支援物資も同様に支援して欲しいと言ったという。世帯によって動物も家族と同然と見ている人たちにすれば、受け取れるのならこれ以上ない喜びになるだろう。

人間すらまともに食べられない中、人間だけでなく動物たちへの支援を忘れないようにと行動する浜崎あゆみさんについては、ネット上でも高く評価された。

どうして届かないのか

ただこれらの支援物資が届かずに孤立無援で貧困に喘ぐ避難所まで出ているのはどうしてか。その理由はとても単純だ、まともに行政が機能していないからだ。5年前の震災以降、緊急時における物資搬入やその後の対応など、そうした指導が全く行き届いておらず、やはり何処吹く風といった風にしか見ていなかったのです。そのため物流も震災が発生してからようやく軌道に乗り始めるという、遅すぎる対応の露呈が表沙汰になった。

教訓は生かされなかった、そう言わざるをえない。ただそうした支援物資を届かせるための交通インフラによる障害も関係しているためなど、その他の要因も当然ある。

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72時間が経過した今

震災が発生してから既に5日の時間が経過した、同時に発生から72時間というタイムリミットも過ぎている。ここから先、生存者がいる可能性も段々と低くなりつつある中で、これ以上の物資に関する混乱や避難所での対応にヤキモキしていると、震災による被害は受けずとも避難所生活による苦しみから災害関連死をしてしまう人もその数を増やしていくことになる。まだ終わらない、これからがどれだけの人を支援できるかが本番と言えそうだ。

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